外国人労働者の実態②(2020.07.01)



今回は、労働者数の増減をコロナ流行の前後でまとめました。本格的な流行が始まる前の2月から最新データの4月で比較しています。

外国人労働者も含めた、日本の労働者数


労働者数前年同月比
2020年2月6691万人+35万人
2020年3月6700万人+13万人
2020年4月6628万人-80万人

出典:総務省統計局より、2020年5月29日 公表

労働者数は2020年3月まで増加し続けておりましたが、4月になり88ヶ月ぶりの減少に転じました。完全失業者数は4月時点で189万人となっており、3ヶ月連続の増加となっております。

(産業別労働者数)

「製造業」、「卸売業・小売業」、「医療・福祉」で約半数の3000万人前後になります。

(労働者が減少している産業)

4月より労働者数は減少に転じておりますが、産業別の前年同月で比べると「宿泊業・飲食サービス業」、「卸売業・小売業」、「製造業」が上位で特に顕著なのは「宿泊業・飲食サービス業」になります。

(外国人労働者が従事している産業)

2019年10月時点で、外国人労働者は約165万人いらっしゃいます。これは日本全体の労働者の約2.5%で、下記の産業に従事される方が半数以上です。

製造業29.1%
卸売業、小売業12.8%
宿泊業、飲食サービス業12.5%

出典:厚生労働省が発表した「外国人雇用状況」の内訳を分析している「ニッポンドットコム」より

(コロナが与える外国人労働者への影響)

コロナによる労働者の減少が顕著な産業と、外国人労働者が従事している産業は同じです。正確なデータはまだ出ておりませんが、多くの外国人労働者が困難な状況にあることが予想されます。