今後の外国人数(2020.0801)



コロナで人の行き来が制限されている現在ですが、予定していた外国人の方が入国できず、困っている業界が多くあります。例えば農業では重い野菜を日本人だけでは捌ききれず、出荷・収穫に影響が出ている等のお話も伺います。

コロナ収束後は世界が変わってくるかと思いますが、農業のような単純作業を中心に外国人の方の力が必要であるという状況は変わらず、増加傾向には変わりないかと思います。
(直近5年の毎年の増加率平均は6%ほど)

直近の在留外国人数


人口(万人)前年比/増加率
2015年2235.2%
2016年2386.7%
2017年2567.6%
2018年2643.1%
2019年2837.2%

出典:法務省【在留外国人統計(旧登録外国人統計)統計表】

一方で全人口に対する外国人比率という観点でみると、日本は2%ほどで、この数値はG7先進国の中でも突出して低い数値となっています。(日本以外のG7は10%以上)

G20の外国人比率

G20 各国外国人比率
中国0.1
インドネシア0.1
インド0.4
ブラジル0.4
メキシコ0.8
日本2.0
韓国2.3
アルゼンチン4.9
トルコ7.0
南アフリカ7.2
ロシア8.0
イタリア10.4
フランス12.8
イギリス14.1
アメリカ15.4
ドイツ15.7
カナダ21.3
サウジアラビア28.3
オーストラリア30.0
シンガポール37.1

出典:List of sovereign states and dependent territories by immigrant population(移住者wiki)

外国人比率の低い今の日本では外国人の排斥運動のようなものはたいして起こっておりませんが、外国人比率の高いアメリカやヨーロッパでは「移民の方に職を奪われる」「治安悪化」「社会保障制度への負担」等、様々な問題が挙げられています。
日本でも外国人の方が増えると似たような状況になるのかもしれません。
それがいつになるのか分かりませんが、参考として、「現在の少子高齢化の将来予測数値」と「毎年の外国人増加率を6%と設定した数値」で、未来の外国人比率を予測しました。

外国人比率 予測


人口(万人)外国人(万人)外国人比率
2030年11,6005374.61%
2040年11,0009628.75%
2050年10,0001,72317.23%

参考:日本の人口の推移 - 厚生労働省


今のペースでいくと2030年には、外国人数が現在の2倍以上になります。(2019年-283万人)

2050年には移民の国、アメリカと大差がない数値になります。


人手不足の業界に大きな変化が起こらず、外国人数がこのまま増え続けていくのであれば、日本もビザの発給を厳しくする等、何らかの対策をとっていくかもしれません。
が、仮にそうなったとしても、優秀な外国人の方には日本で働いて欲しいというスタンスは変わらないと思います。そのためにも外国人の方が働きやすいような環境にできるよう少しずつ日本も変わっていけばいいなと思います。
外国人が働きたいランキングで32位を取っている場合じゃないですね。

海外の方が増えていくことはいいところも悪いところもあるかと思いますが、個人的には海外の方が増えることで新しい日本になっていって欲しいなと思いますし、その為に小さいですけど自分ができることをやっていきたいなと思います。