人手不足の産業(2020.07.01)



コロナの流行があり、労働者が過剰になっている産業もあれば、以前変わらず人手不足になっている産業もあります。帝国データバンクによる動向調査によると、人手不足を感じている産業はこちらです。

産業企業の不足感前年同月比
農・林・水産48.2%-22.9
建設48.2%-18.1
メンテナンス・警備・検査46.5%-21.3
電気通信45.5%+9.1
情報サービス44.6%-29.8

※出典:帝国データバンク、人手不足に対する企業の動向調査2020年4月)

電気通信のみ、前年同月比でみても更に不足感が強くなっていますが、要因としては「リモートワークの動きと通信サービスの提供がマッチし、契約者数が増加傾向にある」といった声にあるように、新型コロナウイルスの感染拡大防止にともなう需要の増加などが影響しているとみられています。

「不足」していると回答した企業を業種別にみると、「農・林・水産」と「建設」が最も高い結果になりました。こちらに従事している外国人は「技能実習生」が多いですが、来日できない状況が続いていました。結果的に日本側でも大きな問題となっており、もはや技能実習生は日本にとって欠かせない存在になっています。

ただし、いつまでも「出稼ぎ先」として日本が選ばれ続けるのか疑問には思います。技能実習生の国籍はベトナムの方が最も多く、彼ら彼女らの「出稼ぎ先」としても日本が一番多いのですが、実は台湾への派遣数も肉薄しています。(2019年時点で日本への派遣労働者は約8万人、台湾は約5万人/計約14万人、参照:ベトジョーニュース)

ベトナム以外でも外国人の方に日本を選んでいただく為に、現在の制度に大幅な改良を加えていかないと、そのうち外国から見向きされなくなるのではないかと感じております。